さてこの制度ご存じでしょうか?

建設関係で勤務されている方は言葉だけでも知っているでしょうか?

これは、技能者の現場における就業履歴や保有資格などを、技能者に配布するICカードを通じ、業界統一のルールでシステムに蓄積することにより、技能者の処遇の改善や技能の研鑽を図ることを目的とした制度です。

つまり、システムに蓄積されたデータから、技能者をレベル分けして、評価基準とするものです。

技能者にはレベル1~4の色分けされたカードが配布されます。

ですので、自分の能力が可視化されるということですね!

なんかマイナンバー制度みたいに管理されてるみたいでやだなと思うかもしれませんが、自信をPRするための武器にもなり得ます。

CCUSの普及状況

2019年末では、全国で約3万社、技能者は17万人弱登録されているとのことです。

ちなみに全国では464,889社(2018年データ)建設会社がありますので、まだ10%未満です。

ちなみに長野県では、2019年11月30日時点で、225社と、技能者1,503人が登録されています。

長野県では、CCUS加入事業者を経審の主観点で加点。
CCUSを現場で活用している事業にはさらに加点されます。

経審の基準日となる2020年10月1日に向けて、今後登録の動きが活発になるかと思いますので、お早めにご検討ください。

注意すること

いずれ登録すればいいや・・・

と思った方もいるかもしれません。

ですが、このCCUSの登録は、あと2年以内に登録しないと遡っての登録ができなくなってしまいます。

つまり、何十年も働いてきて、ほんとはレベルの高いカードが交付されるべき人でも、この期間内に登録しないと、レベル1のカード交付になってしまいます。

それまで積み上げてきたものが無くなってしまいます。そんなの悲しすぎます。

「期間がある」ということだけでも覚えておいてください。

忙しくて申請等していられない方は、行政書士が代行登録できますので、是非ご活用ください。

宣伝になってしまい申し訳ありませんが、弊所でもご対応致します。
建設キャリアアップシステム登録代行